Oita Almeida Memorial Hospital
1557年ポルトガルの宣教師で医師でもあった「ルイス・デ・アルメイダ」が私財を投じて、府内(大分市)に日本で始めての洋式病院を建て、そこには医学校や育児院も併設され「人間愛の精神」をもって多くの住民の診療にあたったと伝えられています。
大分市医師会は、病院名にその名を残し偉業を受け継いでいます。
当院は昭和44年4月に開設された病床数406床の急性期総合病院として「3次救命救急センター」「災害拠点病院」「地域医療支援病院」「地域がん診療連携協力病院」などの特殊機能を有し、「人間愛の精神」に基づいた高度な医療を地域の皆様へ提供することにより地域社会へ貢献しております。
整形外科年間手術件数は約750例で、うち大腿骨近位部骨折の手術症例数は年間約150例です。
救命救急センターと連携し、円滑な術前評価を行ったうえで、早期の手術治療(術前待機日数は約1.6日)を実現しています。
また2022年に立ち上げたFLSチームは医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、管理栄養士、歯科助手、MSW、事務員の多職種連携を軸に術前から早期介入を行い、退院後の在宅支援、外来診察も含め包括的な関わりを積極的に行っています。